2017年 07月 26日

日々の些細なこと5

私が幼い頃、家にデッカいスイカがきた。
あんまり大きいので家族全員が大喜びだ。
私は今でこそスイカは一口でいいと思うショボショボなのだが、スイカを半ぶん一人で食べたいのがずっと夢だった。

私の幼い時の記憶はこれより前にあるのだけど、
しくじった、という記憶はこれが初めてで鮮明に覚えてる。

このスイカを玄関から台所に運ばせてくれと役を買ってでた。

でも母ちゃんは、絶対落とすからダメダメと、姉ちゃんも言う。

ぜんぜん余裕。持てるのにな。

んで持って冷蔵庫に持っていく間、重たいんじゃなく、手がすべって見事にバリンと床に落とした。

デキルと絶対思ったのに、できなかった。
これはけっこう思春期になるころまで長い間、私自身を戒めた。
割れると、一気に悲しくなるというか、美味しそうでなくなることも知った。

スイカだけは冷やしてお母ちゃんが切ってくれないと。
まずいスイカだったら、塩も準備してね。





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by vich-han | 2017-07-26 22:46 | 呑んだくれの戯言
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