2017年 05月 23日

朝食

意地汚いほど腹が減った記憶がある。
金がないのとは違う。

たとえば、どっさり浅い漬け方の白菜の漬け物があったり、
おいしそうな切り干し大根があったり、
例えればきりがない。


20年前か、姉の家でBBQするのというので昼前、早めに出かけた。
そこに、小学校低学年、幼稚園の姪甥が半分食い残した朝食があり、
卵とベーコンのからみぐあいが絶妙な食いカスだった。

冷え冷えでカチカチな部分もあったが、腹が減らない私は急に腹が減った。

でも、なんだか言えなかった。
勇気を持って言うべきだとは思ったけども。

BBQの肉より、
亡くなったお母ちゃんが一日中忙しい時間縫って
適当に作ってくれたあの朝食を、継投してるあのふわふわなベーコンスクランブエッグが
ノドから手が出るように、

いや、胃がうめくように腸が笑うように、めっちゃ食いたかった。



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by vich-han | 2017-05-23 02:34 | 呑んだくれの戯言
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